スクワットを行う際の膝の位置の違いによる効果の違い!

ご覧の皆様こんにちは!

北九州のパーソナルトレーナー今浪勉です!

今回のブログでは、スクワットの膝の位置の違いによる効果の違いについてお伝えします。

スクワットは、しゃがんで立ち上がる動作を繰り返すトレーニングで、お尻や太ももなど下半身の筋肉を鍛える事ができます。

自重スクワットの紹介

スクワットの動きは自由度が高く、下の写真Aのように膝(赤丸)がつま先(黄色線)より前に出る形で行う事もできれば、写真Bのように膝(赤丸)がつま先(黄色線)より後ろにある形で行う事もできます。

スクワットでの膝の位置の比較

この膝の位置の違いは、どちらかが良くて、どちらかが悪い、というわけではなくスクワットの効果などに違いが生まれます。

まずは、強く刺激される筋肉についての違いです。

つま先の向きを平行、足幅を肩幅でそろえ、違うフォーム(膝の位置)でスクワットを行う際の筋肉の活動を調べた実験があります。

この実験では、Aのように膝を前に出して行う場合、太モモの前側にある大腿四頭筋が強く刺激され

Bのように膝を出さずに行う場合、太モモの裏側にあるハムストリングス、お尻の大臀筋、背筋を伸ばす働きが有る脊柱起立筋、などが強く刺激されるという結果が出ています。

スクワットで刺激される筋肉の紹介イラスト

この様にスクワットを行う際の膝の位置により、強く刺激される筋肉が違ってくるので、目的に合わせてフォームを使い分けるようにします。

また、膝の位置の違いにより関節への影響にも違いが生まれ、Aのようなスクワットでは膝の関節に、Bのようなスクワットでは腰の関節により負荷がかかります。

膝や腰など関節に不安が有る方は、この点も踏まえてスクワットのフォームを選ぶようにしましょう。

というわけでスクワットでの膝の位置の違いによる効果の違いについて!のお話でした。

ではでは、本日はこの辺で失礼致しマッスル!\(^o^)/

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